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by meme2006

神の通い路~滞在7日目と最終日の報告~

東京に到着。着いた瞬間変な違和感を覚える。
普段なら、村から帰京して
雑踏を見るとあまりの環境の違いに目が回る。
しかし、今回はそんなことはなかった。普通。
体調に異常なし。

村との往復に慣れてしまったのか。
滞在期間が短すぎたのか。
よくわからない。

もしかすると、俺の中で村と東京が地続きだと感じれる
ようになったのかもしれない。
かつては距離を感じていたのだが・・・。

うん。きっとそうだ。

<1月4日から5日にかけて>

メインイベント、坂部の冬祭りを観に行く。
夜中の0時頃に出発し、大体40分くらいかかって坂部の神社に到着。
あたり一面靄がかっていて、神秘的な雰囲気。
寒いかなと思っていたけど、焚き火が轟々と炊かれていたので、
思った程ではない。

19時から始まった神事神楽は、1時になってもまだ序章って言う感じ。
役場の後藤さんや徳山さんらに挨拶したり、お神酒をのませてもらったり
した後に、神楽をじっくりと見物することにした。
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4人の若者が禰宜様の様な格好をし、舞を踊る。二人一組になって、
鈴のような楽器を鳴らしたり、湯立てしている釜の周りに円になって、
布のようなものを上下に揺らしたりしている。

基本的には単調で、エンターテイメントと呼べるものではない。
しかし、そこがとても心地よく。見ていて気持ちがいい。
これは見世物ではなくてあくまで神事なのだという
想いを感じられた。

大体朝の6時くらいになって神事は一番の盛り上がりを魅せた。
たいきり面というお面をかぶった鬼と禰宜様が
問答をするという内容。鬼の迫力がすごく、見ている人全てが
圧倒されていた。
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↑禰宜様のもつ松明と鬼のまさかりがぶつかり火の粉があがった。
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たいきり面終了後も演目は続き、何気に、
たいきり面以上にその後の演目のほうが俺には面白かった。
今風に言うと婚活をテーマにしたものや漁業をテーマにしたものは、
観客(昔だと地元民か?)とのインタラクティブな演目。

共同体の結束や五穀豊穣を願ったものだけれども、
古代の人たちの感じたであろう神との距離がよくわかる。

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↑婚活をテーマにした舞。映りが悪くてすんません。

この後、会場で、ゼミできた東京の大学生や文化研究をしている人に出会う。
しかし、面白い話を聞かせてもらった分、少ししか話せなかったのが、残念。今後に期待。

そして、松成堂に戻り、仮眠をとった後、掃除や挨拶周りをして、
飯田線で天龍村を出発した。

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次の滞在は、2月の梅花駅伝の時の予定です。

川津
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by meme2006 | 2010-01-06 15:04